広島県保健医療福祉ネットワーク会議が行われました
- key cello
- 6 日前
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令和7年9月28日、広島県医師会館において、今年で2回目となる「広島県保健医療福祉ネットワーク会議」が行われ、災害時に被災地で活動する広島県内の約70名の支援団体・行政機関に加え、名古屋市役所から4名の見学者も参加されました。
災害時には、映画「フロントライン」で登場したDMAT(災害派遣支援チーム)をはじめ、精神医療、歯科医療、リハビリテーション、感染制御、福祉など、様々な分野のチームが協働し、被災者の健康を守るための支援活動を行います(表を参照)。
そしてチームの全体調整を行うのが、県庁の災害対策本部内に設置された「保健医療福祉調整本部」であり、私たち行政医師は DHEAT(災害時健康危機管理支援チーム)として被災地の調整本部に入り、会議の運営補助や、保健師チームと支援団体をつなぐなど、本部機能の様々なサポートを行います。
このように広島県ではネットワーク会議を重ね、異なるチーム同士が互いの役割を理解し、顔の見える関係性を築くことで平時と災害時との境界をなくし(=フェーズフリー)、突然災害が生じても、円滑に連携が図れる体制を目指しています。
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